
2025年1月23日
ミニ盆栽(京金木犀)の魅力とは?初心者でも簡単なお手入れ・育て方のしおり
京都の宝鏡寺、平野神社、東寺などの観光名所をイメージして、おむろの専属契約の生産者と作り上げた、数量限定のオリジナル商品です。 今回は、京金木犀の魅力と詳しいお手入れ方法について解説いたします。
最終更新日 : 2025年1月24日
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京都の秋の観光名所をイメージした、数量限定の京金木犀盆栽

京都花室 おむろの取り扱う京都小鉢シリーズの中で秋に限定販売される京金木犀シリーズ。
京都の秋の観光名所をイメージして、おむろの専属契約の生産者と作り上げた、期間・数量限定のオリジナル商品です。従来の盆栽のイメージとは異なり、難しいお手入れは一切不要。鉢植えに水を与えるなど、通常の花鉢のように簡単なお手入れだけで、何年にも渡って花を咲かせます。
今回は、京金木犀の魅力と詳しいお手入れ方法について解説いたします。
京金木犀の魅力について

季節を通じて飽きずに楽しむことができる
金木犀の盆栽は、小さな姿ながら秋にさく美しい花と芳醇な香りを楽しむことができます。
特に、盆栽として室内で育てることで、部屋中に甘い香りが広がり、秋の訪れを御暗示させてくれます。
金木犀は秋の花だけではなく、春から夏にかけての新緑や冬場の落ち着いた姿も楽しめます。季節ごとに異なる表情を見せるため、一年を通して飽きずに楽しむことができます。
秋の訪れを感じさせる風物詩
金木犀のお花は小さくて、オレンジ色や黄色のお花などがあります、花は多数集まって咲き、独特で甘い芳香を放ちます。
この香りは遠くまで届くほど強く、秋の訪れを感じさせる風物詩となっております。
開花時期は9月から10月にかけて開花します。開花期間は短く、1〜2週間程度ですが、その間はとても強く、フルーティーな香りを楽しむことができます。
金木犀は、その美しい花と豊かな香りから、日本では古くから親しまれており、秋を象徴する植物の一つです。
京金木犀盆栽のお手入れについて

それでは、ここからは京金木犀盆栽のお手入れ方法や置き場所・管理方法についてお伝えします。
水のあげ方
・春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
・冬は成長が緩やかになるため水やりを控えめにして、土が完全に乾かないように少量ずつ与えます。
・苔がある場合は、苔を持ち上げて土の状態をご確認ください。
置き場所について
・屋外の日当たりと風通しの良い場所においてください。
・真夏の直射日光には注意が必要です。強い直射日光に長時間晒されると、葉焼けを起こすことがあります。
・室内では、冷暖房の風が直接当たらないようにしてください。
お手入れ方法について
来年も美しい花を楽しむためには、こまめな剪定・肥料などのお手入れも必要になります。
ここでは、次に大切なこれらのお手入れ方法についてもお伝えします。
樹形の整え方
・樹形を整えたい場合は、春から秋の間で新芽が伸びて、花が咲き終わってから1節か2節を残して切ってください。(※枝元から最初の葉の対までが1節です。)
・不要な枝や交差している、内向きに伸びている枝を取り除いてください。
肥料について
肥料は3〜10月(真夏を除く)にかけては月1回与えてください。
植え替え時期ついて
地植えや別鉢への植え替えなどは、3月から4月頃に行ってください。
▼詳しい植え替え方法についてはこちらの記事をご覧ください。
病気・病害虫対策について

金木犀の盆栽を育てる際に、病気や害虫の被害を防ぐための対策は非常に重要です。ここでは、主な病気・害虫とその対処法についてお伝えします。
病気
・黒星病
葉に黒い斑点が現れ、重症の場合は葉が落ちることがあります。
対処法
病気にかかった葉をすぐに取り除き、焼却します。殺菌剤を使用し、再発を防ぎます。
・灰色かび病
葉や枝に灰色のかびが生じるものです。
対処法
過度な湿気を避け、風通しの良い場所に置きます。発生した場合は、病気の部分を取り除き、適切な殺菌剤を使用します。
・炭疽病
葉や枝に黒い斑点ができ、最終的に葉が枯れてしまいます。特に梅雨時や、湿気の多い時期に発生しやすい病気です。
対処法
発症した葉や枝を速やかに取り除き、他の部分への感染を防ぎます。専用の殺菌剤を用いて、病気が広がるのを防ぎます。
病害虫
・アブラムシ・ハダニ・カイガラムシ
アブラムシは新芽や葉に現れる小さな害虫のことで、植物の汁を吸います。
ハダニは葉の裏に現れる小さな蜘蛛のような害虫で、葉が黄ばんだり落ちたりします。
カイガラムシは名前の通り、葉の表面に茶色く平べったい貝殻のような害虫です。
・対処法
アブラムシの場合は被害が軽度の場合は水で洗い流します。市販の混合剤(殺虫殺菌剤)などの薬剤を散布することで病気も防ぐことが出来ます。
ハダニの場合は乾燥を防ぎ、適度に葉を湿らせます。または専用の殺虫剤を使用します。
カイガラムシの場合は、ピンセットや木べらを使ってとり剥がします。その後薬剤を散布します。
お部屋で四季の移ろいを楽しみたいなら、「京都花室 おむろ」のミニ盆栽
ご自宅やオフィスなどで気軽に京都の四季の移ろいを感じていただける、「京都花室 おむろ」の京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)。季節ごとに数量限定で特別に仕立てた盆栽を仕入れており、年間を通して様々な種類をお楽しみいただけます。
創業65年以上の歴史をもつ老舗ならではのネットワークを活かし、契約した専門技術を持つ生産者と長年の歳月をかけて作り上げた実現した完全オリジナル商品です。
経験豊富な専門職人が数年の歳月をかけて丹精に育てているため、生産数量は限定されており、毎年、数量限定での先着順での販売になっています。
おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)は、従来の盆栽よりも簡単なお手入れだけで、難しい作業は一切不要です。
園芸初心者の方でも、簡単なお手入れだけで四季折々の風景をお楽しみいただけます。
京都の四季を彩る代表的な植木をピックアップし、ご家庭でも楽しんでいただけるミニチュアサイズの小さな鉢植えにしてお届けします。
シーズンになると観光などでご覧になられるようなお花見の景色を楽しめ、室内でも京都の四季を感じていただけます。
また、鉢のサイズを調整することで、お望みのサイズまで育てることができます。
1955年からの創業の実績と経験をもつ店主が、専属契約している京都の生産者や日本全国の生産者のもとに何度も足を運び、目と手で確認したもののみをご用意しています。そのため、年間を通して季節に合った高品質のミニ盆栽をお届けできます。
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大切な人にお花を贈るなら、四季を楽しむ京都花室 おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)がおすすめです。
まとめ
秋を象徴する植物の1つでもある金木犀。その金木犀の盆栽を育てながら、秋の訪れを身近で感じてみてはいかがでしょうか?