盆栽

2025年1月23日

ミニ盆栽 京老爺柿(ろうやがき)の魅力とは?初心者でも簡単なお手入れ・育て方のしおり

大原の柿や京都府立植物園の老爺柿をイメージして、おむろの専属契約の生産者と作り上げた、数量限定のオリジナル商品です。 今回は、京老爺柿(ろうやがき)の魅力と詳しいお手入れ方法について解説いたします。

最終更新日 : 2025年1月27日

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大原の柿や京都府立植物園の老爺柿(ろうやがき)をイメージした、数量限定の京老爺柿(ろうやがき)盆栽

京都花室 おむろの取り扱う京都小鉢シリーズの中で夏と秋に限定販売される京老爺柿シリーズ。

大原の柿や京都府立植物園の老爺柿をイメージして、おむろの専属契約の生産者と作り上げた、期間・数量限定のオリジナル商品です。従来の盆栽のイメージとは異なり、難しいお手入れは一切不要。

ミニチュアでも春のお花から秋の実りまで、四季の移ろいを室内でお楽しみいただけます。

今回は、京老爺柿(ろうやがき)の魅力と詳しいお手入れ方法について解説いたします。

京老爺柿(ろうやがき)の魅力について

小さな実が成るのをお楽しみいただける、可愛らしい実盆栽

老爺柿(ろうやがき)の花言葉は「幸せな家庭」「長寿」。たくさんの小さな実をつける姿が、子宝に恵まれた様子を思わせます。

春に白い花を咲かせ、秋になると美しいオレンジの実を実らせます。秋の見頃時期は10〜11月頃で、お花から実りまで自然の美しさをお部屋でお楽しみいただけます。

もとは中国が原産、日本には第二次世界大戦中に菊池秋雄氏に持ち込まれた渋柿の仲間

今や盆栽界で「カノキ」といえば老爺柿(ろうやがき)が主ですが、老爺柿が一般に知られるようになったのは昭和の終わり頃からです。もともと老爺柿(ろうやがき)は中国が原産で、日本には第二次世界対戦中に、京都府立植物園初代園長である菊池秋雄氏により、初めて持ち込まれた渋柿の仲間です。中国では「老鴉柿(ろうやがき)」と呼ばれてます。

渋柿で食用には向いてないのですが、盆栽や庭木として広く用いられています。

京老爺柿(ろうやがき)盆栽のお手入れについて

それでは、ここからは京老爺柿(ろうやがき)盆栽のお手入れ方法や置き場所・管理方法についてお伝えします。

水のあげ方

・春から秋にかけて、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。水切れには注意が必要です。

・冬は水やりの回数を減らしますが、完全に乾かさないようにします。

・苔がある場合は、苔を持ち上げて土の状態をご確認ください。

置き場所について

・老爺柿(ろうやがき)は日光を好みます。年間を通じて日当たりの良い場所におくと良いです。

・置き場所は風通しの良い場所を選びましょう。夏の暑さや湿気を避けるため、風が通りやすい環境が適しています。

・室内でのご鑑賞は冷暖房の風が直接当たらないようにしてください。

樹形の整え方

・樹形を整えたい場合は、主に春(芽吹き前)と秋(落葉後)に剪定を行います。

・枯れた枝や病気の枝、根本から出る不要な芽(従長枝)を取り除いてください。

肥料について

肥料(玉肥など)は、成長期の春から秋にかけて、2週間に一回程度の緩効性の固形肥料を与えてください。

植え替え時期ついて

地植えや植え替えをする場合は、2〜3年に一度、春または秋に行います。

▼詳しい植え替え方法についてはこちらの記事をご覧ください。

ミニ盆栽の植え替えに挑戦!方法や時期、最適な土の種類などについて解説

病気・病害虫対策について

老爺柿(ろうやがき)の盆栽には、病気や病害虫対策が重要です。今回は老爺柿(ろうやがき)の主な病気と害虫、そしてそれぞれの対策について説明します。

病気

・うどんこ病

うどん粉病は主に梅雨頃に発生しやすく、葉の表面にうどん粉を振りかけたように白い斑点が付く症状です。また、何度も葉を刈ることで葉が弱り、うどん粉病にかかりやすくなる恐れがあります。

対処法

日頃から日当たりと風通しの良い環境下で管理します。また、まんべんなく葉全体に日光が行き届くように、葉の量を調節するなどこまめに通気性にも気を付けると良いでしょう。

・黒星病

葉に黒い斑点が現れ、重症の場合は葉が落ちることがあります。

対処法

病気にかかった葉をすぐに取り除き、焼却します。殺菌剤を使用し、再発を防ぎます。

病害虫

・アブラムシ・カイガラムシ

アブラムシは新芽や葉に現れる小さな害虫のことで、植物の汁を吸います。カイガラムシは名前の通り、葉の表面に茶色く平べったい貝殻のような害虫です。

・対処法

アブラムシの場合は被害が軽度の場合は水で洗い流します。市販の混合剤(殺虫殺菌剤)などの薬剤を散布することで病気も防ぐことが出来ます。

カイガラムシの場合は、ピンセットや木べらを使ってとり剥がします。その後薬剤を散布します。

お部屋で四季の移ろいを楽しみたいなら、「京都花室 おむろ」のミニ盆栽

ご自宅やオフィスなどで気軽に京都の四季の移ろいを感じていただける、「京都花室 おむろ」の京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)。季節ごとに数量限定で特別に仕立てた盆栽を仕入れており、年間を通して様々な種類をお楽しみいただけます。

創業65年以上の歴史をもつ老舗ならではのネットワークを活かし、契約した専門技術を持つ生産者と長年の歳月をかけて作り上げた実現した完全オリジナル商品です。

経験豊富な専門職人が数年の歳月をかけて丹精に育てているため、生産数量は限定されており、毎年、数量限定での先着順での販売になっています。

おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)は、従来の盆栽よりも簡単なお手入れだけで、難しい作業は一切不要です。

園芸初心者の方でも、簡単なお手入れだけで四季折々の風景をお楽しみいただけます。

京都の四季を彩る代表的な植木をピックアップし、ご家庭でも楽しんでいただけるミニチュアサイズの小さな鉢植えにしてお届けします。

シーズンになると観光などでご覧になられるようなお花見の景色を楽しめ、室内でも京都の四季を感じていただけます。

また、鉢のサイズを調整することで、お望みのサイズまで育てることができます。

1955年からの創業の実績と経験をもつ店主が、専属契約している京都の生産者や日本全国の生産者のもとに何度も足を運び、目と手で確認したもののみをご用意しています。そのため、年間を通して季節に合った高品質のミニ盆栽をお届けできます。

弊社では、メッセージカードを無料でお付けしています。大切な方への贈り物に一言添えることで、気持ちをより伝えることが出来ます。

大切な人にお花を贈るなら、四季を楽しむ京都花室 おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)がおすすめです。

まとめ

老爺柿(ろうやがき)の盆栽は、春のお花から秋の実りまで自然の美しさをお部屋でお楽しみいただくことができます。

この機会に是非とも老爺柿(ろうやがき)の盆栽に触れてみてはいかがでしょうか?