盆栽

2025年1月24日

ミニ盆栽(京つつじ)の魅力とは?初心者でも簡単なお手入れ・育て方のしおり

京都の善峯寺、西明寺などの観光名所をイメージして、おむろの専属契約の生産者と作り上げた、数量限定のオリジナル商品です。 今回は、京つつじの魅力と詳しいお手入れ方法について解説いたします。

最終更新日 : 2025年1月24日

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京都の春の観光名所をイメージした、数量限定の京つつじ盆栽

京都花室 おむろの取り扱う京都小鉢シリーズの中で春に限定販売される京つつじシリーズ。

京都の春の観光名所をイメージして、おむろの専属契約の生産者と作り上げた、期間・数量限定のオリジナル商品です。従来の盆栽のイメージとは異なり、難しいお手入れは一切不要。鉢植えに水を与えるなど、通常の花鉢のように簡単なお手入れだけで、何年にも渡って花を咲かせます。

ミニチュアでもシーズンになると観光などでご覧になられる満開の花をつけるので、家庭にいながらも京都の四季が感じられます。

今回は、京つつじの魅力と詳しいお手入れ方法について解説いたします。

京つつじの魅力について

花は美しく、限られたスペースでも自然を感じることができる

つつじ盆栽の最大の魅力は、美しい花です。春から初夏にかけて、小さな盆栽の樹形に多彩な花が咲き誇ります。

また比較的コンパクトなサイズでありながら、力強い樹形をもちます。樹木としての自然な美しさが凝縮されており、限られたスペースでも自然を感じることができます。

つつじ盆栽は、自然の美しさをコンパクトに凝縮し、自宅で四季の移ろいを楽しむことができます。

多くの品種があり、さまざまな花の形を楽しむことができる

つつじには多くの品種があり、日本国内だけでも数百種類が存在します。

これにより、異なる花の形やいろ、開花時期などを持つ多様なつつじが楽しめます。ツツジはその美しい花のため、庭園や公園、道路の植え込みなどで広く観賞用に植えられています。

日本では「つつじ祭り」などが行われる地域もあり、春の風物詩として親しまれています。

京つつじ盆栽のお手入れについて

それでは、ここからは京つつじ盆栽のお手入れ方法や置き場所・管理方法についてお伝えします。

水のあげ方

・春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。

・冬は水やりの頻度を減らします。ただし、完全に乾燥させてしまわないように、適度に水分を保つことが大切です

・ツツジは酸性の土を好むため、可能であれば雨水や、カルシウムを含まない軟水を使うのが理想です。

・苔がある場合は、苔を持ち上げて土の状態をご確認ください。

置き場所について

・屋外の日当たりと風通しの良い場所においてください。

・真夏の直射日光には注意が必要です。強い直射日光に長時間晒されると、葉焼けを起こすことがあります。

・室内では、冷暖房の風が直接当たらないようにしてください。

お手入れ方法について

来年も美しい花を楽しむためには、こまめな剪定・肥料などのお手入れも必要になります。

ここでは、次に大切なこれらのお手入れ方法についてもお伝えします。

樹形の整え方

・樹形を整えたい場合は、開花後(5月〜6月)の早い時期に剪定を行うことで、翌年の花芽がつく前に新しい成長を促すことができます。その時期に密集した枝や内向きに伸びた枝、交差している枝を取り除きます。

肥料について

肥料は3〜5月、9月〜10月にかけては月1回与えてください。

植え替え時期ついて

地植えや別鉢への植え替えなどは、3月頃か5月〜6月頃に行ってください。

▼詳しい植え替え方法についてはこちらの記事をご覧ください。

ミニ盆栽の植え替えに挑戦!方法や時期、最適な土の種類などについて解説

病気・病害虫対策について

つつじの盆栽は比較的丈夫な植物ですが、適切な環境で育てていないと病気や害虫に襲われることがあります。ここでは、主な病気・害虫とその対処法についてお伝えします。

病気

・うどんこ病

うどん粉病は主に梅雨頃に発生しやすく、葉の表面にうどん粉を振りかけたように白い斑点が付く症状です。また、何度も葉を刈ることで葉が弱り、うどん粉病にかかりやすくなる恐れがあります。

対処法

日頃から日当たりと風通しの良い環境下で管理します。また、まんべんなく葉全体に日光が行き届くように、葉の量を調節するなどこまめに通気性にも気を付けると良いでしょう。

・根腐れ

過度の水やりや水はけの悪い土で育てると、根が腐り、つつじ全体が弱ってしまいます。葉が黄色くなり、枝がしおれてきたら根腐れを疑うべきです。

対処法

水はけの良い土を使い、鉢底から水が流れ出るまでしっかり水を与えますが、常に湿りすぎないようにします。根腐れが疑われる場合は、早急に植え替えを行い、腐った根を取り除いてから、新しい土に植え直します。鹿沼土や赤玉土など、排水性の良い土を使用することが根腐れの予防に効果的です。

・すす病

葉や枝が黒くすすけたようになる病気で、害虫で排泄物にかびが生えて発生します。葉の光合成が阻害され、健康が損なわれます。

対処法

害虫(アブラムシやカイガラムシ)が原因となるため、まずは害虫を駆除します。すす病にかかった部分は水で洗い流すか、カビ専用の殺菌剤を使用して除去します。

病害虫

・アブラムシ・ハダニ・カイガラムシ・ゾウムシ

アブラムシは新芽や葉に現れる小さな害虫のことで、植物の汁を吸います。

ハダニは葉の裏に現れる小さな蜘蛛のような害虫で、葉が黄ばんだり落ちたりします。

カイガラムシは名前の通り、葉の表面に茶色く平べったい貝殻のような害虫です。

ゾウムシは葉を食べたり、根を食害する害虫です。

・対処法

アブラムシの場合は被害が軽度の場合は水で洗い流します。市販の混合剤(殺虫殺菌剤)などの薬剤を散布することで病気も防ぐことが出来ます。

ハダニの場合は乾燥を防ぎ、適度に葉を湿らせます。または専用の殺虫剤を使用します。

カイガラムシの場合は、ピンセットや木べらを使ってとり剥がします。その後薬剤を散布します。

ゾウムシの場合は、ゾウムシに効果的な殺虫剤を使用して駆除します。

お部屋で四季の移ろいを楽しみたいなら、「京都花室 おむろ」のミニ盆栽

ご自宅やオフィスなどで気軽に京都の四季の移ろいを感じていただける、「京都花室 おむろ」の京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)。季節ごとに数量限定で特別に仕立てた盆栽を仕入れており、年間を通して様々な種類をお楽しみいただけます。

創業65年以上の歴史をもつ老舗ならではのネットワークを活かし、契約した専門技術を持つ生産者と長年の歳月をかけて作り上げた実現した完全オリジナル商品です。

経験豊富な専門職人が数年の歳月をかけて丹精に育てているため、生産数量は限定されており、毎年、数量限定での先着順での販売になっています。

おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)は、従来の盆栽よりも簡単なお手入れだけで、難しい作業は一切不要です。

園芸初心者の方でも、簡単なお手入れだけで四季折々の風景をお楽しみいただけます。

京都の四季を彩る代表的な植木をピックアップし、ご家庭でも楽しんでいただけるミニチュアサイズの小さな鉢植えにしてお届けします。

シーズンになると観光などでご覧になられるようなお花見の景色を楽しめ、室内でも京都の四季を感じていただけます。

また、鉢のサイズを調整することで、お望みのサイズまで育てることができます。

1955年からの創業の実績と経験をもつ店主が、専属契約している京都の生産者や日本全国の生産者のもとに何度も足を運び、目と手で確認したもののみをご用意しています。そのため、年間を通して季節に合った高品質のミニ盆栽をお届けできます。

弊社では、メッセージカードを無料でお付けしています。大切な方への贈り物に一言添えることで、気持ちをより伝えることが出来ます。

大切な人にお花を贈るなら、四季を楽しむ京都花室 おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)がおすすめです。

まとめ

つつじの盆栽は、自然の美しさをコンパクトに凝縮し、自宅で四季の移ろいを楽しむことができる点で、多くの人々に愛され続けています。

その多くの人々に愛されているつつじ盆栽を育てながら、四季の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか?